ボリウッド人気俳優BEST4

日本やアメリカの映画産業に加えて、インドや「ヒンディー語」の映画産業も世界最大級の規模を誇っています。これは、インドの人口が13億6600万人にものぼることが一因となっています。1970年以降、ボリウッド映画で最も人気があり、最も視聴されているのは、いわゆる「マサラ」映画です。アメリカのハリウッドではあまり見られないことですが、マサラ映画には、スリラー、ドラマ、ロマンス、アクション、コメディ、ミュージカルなど、あらゆるジャンルの要素が含まれています。この組み合わせは非常に成功しており、代表的なマサラ映画には『炎 』『ダバング 大胆不敵』『壁』『Zanjeer(原題)』『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』などがあります。そこで以下では、インドでとても有名な注目すべき俳優を挙げてみました。

 

  • プリヤンカー・チョープラー

おそらく最も有名なインド人女優で、1982年にインドの都市ジャムシェドプルで生まれました。女優としてだけでなく、ダンスや歌も上手で、プロデューサーとしても活躍しています。有名なラッパーのピットブルと一緒に、歌を収録したり、ハリウッド映画に出演したりしました。中でも『ベイウォッチ』は最も有名な作品です。世界的に有名なドウェイン「ザ・ロック」ジョンソンとザック・エフロンと共演。これまでに少なくとも73本の映画に出演しており、その中には『メアリー・コム』『火の道』『DON -過去を消された男-』『闇の帝王DON 〜ベルリン強奪作戦〜』『The Sky Is Pink(原題)』『ファッション』『Dil Dhadakne Do(原題)』『バージーラーオとマスターニー』『バルフィ!人生に唄えば』などの作品があります。

 

  • シャー・ルク・カーン

ボリウッド界で特に成功している俳優シャー・ルク・カーンです。「ボリウッドの王様」や「キング・カーン」など、さまざまなニックネームで呼ばれています。80本以上のヒンディー語映画にカーンが出演しているのは偶然ではありません。彼は映画『壁』、『Darr(原題)』、『賭ける男』、『カランとアルジュン』、『Devdas(原題)』、『何かが起きてる』に出演し、最近の役としては2018年の映画『Zero(原題)』のバウア・シングを演じています。

  • アミターブ・バッチャン

あらゆるジャンルの演技ができることで、その才能を発揮し証明しています。彼は50年にわたって映画界で活躍してきましたが、インド映画界に詳しい人の多くは、アミターブがカーンよりも親しみを感じる存在だと言うでしょう。彼の出演作品のレパートリーを考えると無理はありません。若かりし頃の彼の姿に興味があるなら、1973年の映画『Zanjeer(原題)』の彼を見てみてください。彼はまた、『壁』『DON -過去を消された男-』でプリヤンカーやカーンと共演しています。さらに、映画『ピクー』『Paa(原題)』『火の道』『Trishul(原題)』『シャクティ インドの秘宝と18の聖地』『Black(原題)』にも出演しています。

 

  • ディーピカー・パードゥコーン

現在、インドで最も人気のある女優の一人であるディーピカー・パードゥコーンは、圧倒的な美しさと才能を兼ね備えた女優です。彼女は、前述の映画『ピクー』のほか、『チャパック』『Cocktail(原題)』『若さは向こう見ず』『パドマーワト 女神の誕生』『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』『銃弾の饗宴 ラームとリーラ-』などに出演しています。ドラマの要素を取り入れたロマンティック・コメディ『タマーシャ』も必見です。